FivetranのLite ConnectorのGoogle Calendarを試してみた #Fivetran
こんにちは、スズです。
FivetranにはGoogleのサービスのConnectorが用意されており、Google CalendarもLite Connectorとして用意されています。
FivetranのLite Connectorを使って、Google CalendarからSnowflakeにデータを同期してみましたので、本記事でご紹介します。
事前準備
Connectorを設定する前に、データの同期先となるDestinationの設定が必要です。今回、DestinationにはSnowflakeを使用します。SnowflakeをDestinationに設定する方法は、こちらのブログにてご紹介しております。
Connectorの追加
ConnectorにGoogle Calendarを追加していきます。Fivetranの[Connectors]の画面から、[Add connector]をクリックします。
Destinationを選択します。今回はSnowflakeにデータを同期しますので、あらかじめ用意していたSnowflakeのDestinationを選択します。
ConnectorにGoogle Calendarを選択します。
補足となりますが、「Lite」と表示されているConnectorはLite Connector、「Lite」の表示がないConnectorは標準のConnectorです。Lite Connectorと標準のConnectorの違いについては、Fivetranのドキュメント『Fivetran Lite Connectors』をご参照ください。
Destination schemaを設定し、[Authorize with Google]をクリックしてGoogleアカウントの認証を行います。
同期するGoogleアカウントを選択します。
Fivetranに付与されるアクセスの許可を確認し、[許可]をクリックします。
Fivetranの画面に戻り、[Save & Test]をクリックして、設定の保存と接続テストに進みます。
接続テストに成功したのち、[Continue]をクリックします。これでセットアップは完了です。
「Your data is ready to sync!」と表示され、データの同期の準備が整った状態です。[Start Initial Sync]をクリックし、初期同期を行います。
「Initial sync complete」と表示されると、初期同期が完了です。
同期したデータを確認
Snowflakeで同期したデータを確認してみます。GOOGLE_CALENDARのスキーマの配下にテーブルが作成されています。例えば、EVENTのテーブルには、Googleカレンダーに登録した予定が同期されています。SUMMARYのカラムには「ジンギスカン」や「カバディ」などの予定のタイトルが入っています。
最後に
FivetranのLite ConnectorのGoogle Calendarについてご紹介しました。